徒然 | 陶芸家熊本栄司

お待たせ致しました

「いつでもできた時でかまわないから・・・」

・・・と言う、すごくありがたいお言葉でご注文をいただくと、どうもその言葉に甘えてしまい・・中々作品制作に着手しなかったり、途中で中断してしまったり、後手後手に回してしまったり・・・

最悪の場合・・・依頼した方もされた方も忘却の彼方に・・・な〜んて事にもなりかねません。

ですから、誠に勝手なのですが「何日までに作って下さい！」って期限を決められた方が作り手にとっては良いのかも知れません。などと勝手な言い訳している今日この頃。誠に申し訳ありません。

・・・って事で・・・やっとお客様にお見せできる事ができました。

本当に長い間お待たせしまして申し訳ありませんでした。

さて・・・

工房の大掃除は一日してならず。

冬が来る前に何とか終わらせたい。

「冬がぁ〜、来る前にぃ〜、もう一度〜、あの人とぉ〜」って思わず歌っちゃうよ。

そんなこんなで掃除をしていると、色んなモノが時の毛布をかぶって寝ています。

本日出てきたのは、まだまだ駆け出しの頃のプロフィール看板。

「あの頃、ぼ〜くは〜・・若かったぁ〜〜♩」ってこれまた替え歌を歌っちゃいそうになるくらい・・自分で見ても若いな〜・・って思っちゃう写真。

君とよくこの店に来たものさ
わけもなくお茶を飲み話したよ

学生でにぎやかなこの店の
片隅で聞いていたボブ・ディラン

あの時の歌は聴こえない・・・

人の姿も変わったよ〜〜〜お〜〜〜

時は流れた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♩

おしまい。

・・・・・・・・・・・・・・

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諸刃のネット

インターネットが普及し、実に便利な世の中になりました。

こうやって田舎に住んでいる陶芸家の独り言のようなブログを全国？の人に読んでいただいているわけですからね〜。

そしてネットの何よりの功績は「調べ物ができる」という事ですね。

わからない事などがあれば、すぐに検索して調べる事できるというのはネットの最大の利点です。

しかし、一方で気をつけなければいけない事も多数。

ここしばらく、頚椎症からくる神経痛に苦しんでいるという内容のブログを書いてしまってますが、この場合・・・どうしても頚椎に関する事をネットで検索し、少しでも情報を得たいと思うし、自分の力で楽になる秘訣があるならば知りたいと思うのです。

そこで頚椎に関する事を調べていくと、細かく病気の原因から症状、経過など詳しく説明されていて、さすがインターネット！って思う反面・・・

「このまま放置すると取り返しがつかない事になります！」とか「薬ばかり飲んでいるとダメになる」「今すぐ治療を始めないと」的な風にいつの間にか話が脅迫めいたものになっていき、最終的には「あれを買いましょう！これを買いましょう！」「うちの医院に通ってください」「当院での治療での喜びの声」

はたまた・・・「頚椎症にはストレッチ」と言ってるサイトがある一方で「ストレッチは厳禁」と言ってるサイトも。

こうなってくるともう何を信じて良いのやらわかんなくなります。

唯一信じられるのは、一般の人のブログやら質問掲示板での実際に病気を経験し治療してきた人々の生の声だったりします。

「あ〜・・やっぱり同じ薬を処方されたんだ！」

「同じ副作用で辛い目にあっているんだな〜」

「げげ・・・そんなに長い間、完治するまでにかかるんだ〜」

みたいな感じです。

本当にインターネットは自動更新される百科事典で色んな知識を知り得る事ができるんだけど・・・

時に知りすぎて素人考えで間違った方向に向かってしまう事やなんでもかんでも商売の方に誘導される面もある・・・諸刃の剣みたいな感じですね。

気をつけよう！

さて・・・今日はいきなり両親から「サンマを焼く」命令がくだり・・・今年も「やきものがかり」誕生。

耐火レンガを組み・・・例年のように「完璧」を目指して焼きました。

秋だね〜〜！

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マンツーマン？！

先日の英会話教室での授業の際・・・

「日本語英語」「和製英語」の話になり・・・

実は近場にある某教育塾の看板・・というか壁に、

「マンツーマン指導 MAN to MAN COACHING SYSTEM」

って書いてあるのは、いささか変であり、ちゃんとした英語ではないんじゃね〜の！？って話になりました。

それで実際に辞書で調べてみると、man-to-man は「腹を割って(話す)」という意味合いであって、日本語でいうマンツーマンの一対一ならば one-on-one を使うか、面と向かってという意味ならface-to-face 直接にという意味なら directlyを使う・・・とあります。

え？これ・・教える側が間違った英語を看板にしているって、まずいんじゃね！？

・・・って話になり、誰か勇気を持って指摘しに行かねば！？！？ってな事になってしまってます。

自分から名乗り出る人は誰もいませんでしたが・・・(汗)

これ実際はどういう事なのでしょうか？

あえて・・・MAN to MAN としているのでしょうか？

だとしても・・・これ見るとやっぱりマンツーマンってMAN to MAN だと中学生とか高校生は勘違いして覚えちゃうよ。きっと。

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無題

昨日土曜日は・・なんだかんだと色々と忙しい日でありました。

午前中の生徒さんは自分一人でできる人なので・・基本的に放置プレイ。

午後からは東京から万古焼を見学に来たという人。

東京(立川)で陶芸教室に通って見えるという青年？

万古の里会館でうちを紹介され、地図を渡されたみたいですがその地図がなんともラフで・・・うちにたどり着くまでに道に迷って三回も電話して来られました。

その後は夏休み体験教室の作品を取りに来る人がいたり、ちょうど窯に火が入っていましたので、窯の温度を管理しつつ、焼成終了。

夜はハイソな方々とリッチなお食事会。

夏の終わりを締めくくる、豪華なお食事でございました。

お腹いっぱいになり、本日の日曜日は朝からほとんど何も食べずに１日をすごしました。

まったく占いの類は信じない性格なのですが、ネットでの占いの結果・・・今は毒素を抜き浄化する時なのだそう。

なるほど・・・妙に納得のいく答えで思わず苦笑してしまいました。

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Re・・・

人生長く生きていると、ずっと進化し続けると思われがちなんだけど、誰しも一度は立ち止まり・・・

「ん？これじゃ〜イカンザキ〜〜！」って事で、今一度原点に戻るというか、基本に帰るというか・・・そういう時ってあるよね〜。

今の私の場合、工房の掃除&整理整頓がそれであって、長年蓄積してきた無精がここに来て限界をむかえていて、今まで日々の忙しさにかまけてやってこなかった細々した事が積み重なった大きな掃除と整頓を今、頚椎症と闘いながらやってます。

・・・って言いながらも今日は中日文化センターの授業日でした。
生徒さん・・・中々のgood job！

そうすると、工房の奥に隠れていた昔に作ったオブジェが出てくるのであります。

生まれて初めて作ったオブジェとか・・・

世紀末の風景シリーズの作品群とか・・決して北朝鮮のミサイルではありません。

なんだかエヴァンゲリオンのセカンドインパクトを彷彿とさせるオブジェとか・・

ま・・色々と・・・

そして奇しくも、英会話教室でも今一度基礎に戻っての授業がスタート。

確かに基礎なんだけど、忘れていたり・・いつの間にか勘違いしていたり・・・

つまり人間は忘れるのです。三歩進んで二歩下がる生き物なのであります。

腕を振って足をあげて・・・ワン・ツー・ワン・ツー・・・

休まないで歩け〜〜〜！

ソレ！ワン・ツー・ワン・ツー！！！

・・・って、誰も水前寺清子なんて知らないだろ〜！！

瑞葉ちゃんの困惑した顔が目に浮かびます。とほほ

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ご来訪

前回のブログで明日はお客様が来るし、「何か面白いブログが書ければ良いのですがね」って書いておきながら・・・

水曜日の夜は神経痛の薬の副作用MAXで、夕食も食べず寝ていたため、ブログが書けませんでした。

いやはや・・・本当にまいりました。ふらつき、眠さ、吐き気と・・神経痛は治まっているものの・・・副作用で死んでいるのでは意味がない。

私は毎日・・絶対というほどビールを飲むのですが、その私が飲まなかったというのは本当に珍しい事です。

そして昨夜も電池切れをおこしてしまい、ブログ書けず・・・

・・・とまあ、老人の病気自慢ブログになろうとしているのはマジでやばいのでここで軌道修正します。

水曜日は某会社の社長さんはじめ幹部の方々数名が工房に訪ねていただき、見学をされていかれまして、また今後の展開について色々とお話をさせていただきました。

本当に有意義なお話をお聞きでき本当にありがとうございました。(写真を撮り忘れた)

それと同時にフラワーアレンジメント(生花の方ではない)の先生もお見えになり、主に花器やオブジェを中心にご覧になられました。

今回の事は以前にもご紹介した「日永うちわ」の会社、「稲藤」さんの専務さんのお計らないで実現いたしました。

本当にありがとうございます。

お花の先生と専務さんと一緒に記念撮影をば。

こうやって私は色々な方々に支えていただきながら生きているのであります。

さて・・そういえばいつの間にかセミの声はまったくしなくなり、夜は虫たちの声が賑やかになって、朝晩はかなり涼しい風が吹くようになりましたね。

早朝も明るくなる時間がだんだんと遅くなり、夕方は暗くなる時間がだんだん早くなり・・・

さみしいわ！さみしいわ！なんだかとってもさみしいわ！ (笑)

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リフレッシュ掃除

もう９月になり５日も経過してしまったではないか！

今月はとにかく工房のリフレッシュ工事・・ではなく、リフレッシュ掃除。

清く・正しく・・・整理整頓！

とにかく掃除をしまくりです。ほとほと疲れますよ。

そして、整理整頓と平行に陶芸の事も進めたいのですが、とにかく焦らず、新しい事への挑戦もコツコツとやっていきたいと思っています。

そんなこんなで釉薬や色の実験もやってます。

なんかこうやって見ると、曜変天目茶碗に似てる？あはは

いっちょ曜変天目茶碗の再現に挑戦してみようかな！？ (大嘘です)

ま、新しい挑戦は一回ではうまくいくはずもなく・・・

しばらくは、失敗の繰り返しになるだろうね。

あ・・・それから頚椎からくる神経痛だけど・・・

実はまだ病院に通っていて、キツ〜イお薬を飲んでます！っていうか貼ってますって感じで・・・

副作用の吐き気、眠気、だるさ、めまい、ふらつき・・・は仕方ないか。

あ〜あ・・・いつからこんなに体が弱くなっちゃったんだろう！？

・・・って事で、「弱りに目に祟り目」・・ではなく「弱り目にあたりめ」って事で変な写真撮って54歳のおっさん、遊んでます。

明日はお客様が来られるし、Rクラスか〜・・・

何か面白いブログのネタができると良いんですがね。

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午後の紅茶と整理整頓

９月1日金曜日・・・

午前中は中日文化センターの授業。

午後から休み。

鈴鹿の喫茶店「カフェ・ド・フフ」に陶ネックレスをお客様に届けに行きがてら立ち寄り、この秋新入荷の「ネパール・ダンクタセカンドフラッシュ」をいただく。

カミさんは「アイスロイヤルミルクティー」

下に沈んだメイプルシロップをよくかき混ぜて飲むのだけど、これが秀逸な美味しさ。

９月２日 (土曜日)

午前中は結婚のお祝いをお買い求めいただくお客様がご来訪。

領収書に押す判子も実は陶器 (もちろんゴムの部分は違います)

他にも陶芸体験の焼きあがった作品を取りに来られる人、某用事のために来られる人・・・となんだかんだと、入れ替わり立ち替わりで午前は過ぎていった。

午後からは工房の片付け&整理。

とにかく段ボールやサンテナーにしまい込んだ作品等を一度整理して、今後お客様に見やすいようにするのと、スペースの確保。デッドスペースをなくす。

当然、昔作った季節外れのこういう作品も出てきたりなんかする。

昔に作った陶洗面ボールも綺麗に埃を洗い流す。失敗した時を考えてどうしても予備を作ってしまうのだが、それが在庫として残ってしまうのでありんす。

この先、うまく展示しなければいけないけど・・・う〜ん、スペースもいるし、そもそもどうやってディスプレイするか？それが問題だ。

こういう作品は需要と供給のバランスが非常に難しい。

９月3日 (日曜日)

秋晴れの天気の良い日曜日だと言うのに朝から工房の片付けを再開する。

とにかく昔・・大昔に作った作品の在庫整理に徹する。

処分するものは処分し、残すものは残す。

綺麗に洗ってディスプレイするならするしないならしない。

ゴミも山のように出てくる。出てくる。

そんなこんなで1日が過ぎていった。

やれやれ・・・とシャワーを浴び、めずらしくテレビをつけてニュースをみると・・

あの国が核実験をしたというニュース。秋篠宮眞子様の婚約会見の日になんて事をしてくれるんだ？あやつは！

あの太った変な髪型をした人・・・核実験やミサイルに力を入れる前に・・太りすぎてメガネが顔に埋まってしまっている事に気がつかないのだろうか？

側近も・・「あの〜〜・・・将軍さまぁ〜、メガネが顔に埋まってしまってるんですえど・・・それって、如何かな〜〜って思いますけど〜〜・・」

・・・って忠告してあげれば良いのに・・・ってそんな事言ったら即刻死刑かな？

とにかく、工房は少しづつではありますが整理整頓されているのであります。

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大人の遠足(後編)

ルーブル彫刻美術館で世界の芸術品で教養を高めた後・・・

実はこの美術館の隣は「大観音寺」なんです。

世界一の高さ33メートル純金大観音が御本尊らしいっす！！

ガンダムの大きさが18メートル、マジンガーZも18メートル。ジャイアントロボで30メートル。それよりもデカイ大観音！！

ちなみにウルトラマンで40メートルみたいだから、十分ウルトラマンと闘える！

この黄金の大観音は近鉄線の車窓からでもよく見えますよ。榊原温泉口の駅の所で注意深く見回しましょう！

さて・・・この大観音寺。正直、どういう立ち位置の施設なのかよくわかりません。

お寺というよりは・・テーマパークの色合いが強いですね〜。

お釈迦の掌？！

拡大すると・・・

ガン封じの神獣白澤(はくたく) う〜ん・・・

カラオケ観音！

この表情は好きですね〜！

多分この観音様が歌っているのはきっと美空ひばりの「愛燦々」に違いない！

商売に勝つ！病気に勝つ！人生に勝つ！

「やるき達磨」・・・って・・・う〜ん・・・
なんだか「そこに座りなさい！」って説教されてるみたいな感じだが・・・

金運、商売繁盛

「にっこりお福」

金運招き猫

客をだきこむ！金をだきこむ！商売繁盛！つきをもたらす！

樹齢壱萬年欅の霊木「金根冠」(きんこんかん) ・・・う〜〜ん

なんだか「ありがたさ」というよりは「怪しさ」MAXって感じっす！(笑)

各、仏像？の前には必ず賽銭箱が置いてあり・・・なんとも言えない雰囲気にさせられます。

とにかくこれだけの数をお参りすれば、何かしらのご利益はあるだろう！？

そう、きっとあるに違いない！！

・・・って事で大観音寺を後にして、ひたすら一般道をひた走り・・・

夕食は「とりやき萱村」

とりの肉を焼肉みたいに鉄板の上で焼いて食べるスタイルです。

・・・って事で大人の遠足は終わったのでありました。

長編三部作・・・ご拝読ありがとうございました！！

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大人の遠足(中編)

今日は後編を書こうと思ったけど、撮った写真があまりに多く、せっかくですから前編、中編、後編と三回に分けてお送りします。

たった一日の遠足を三回に分けるなんて・・・日頃よほどネタがないんだね！

さてさて・・・異空間・・・「虹の泉」を後にして、隣にある道の駅「波瀬駅」へ。
(ここで虹の泉の入場券が買えます)

ここの住人のネコだと思うが、客が来ようが平気で寝てる。
声をかけても全く起きようとしない。

さて・・ネコは放っておいて、あまりの暑さに日頃食べないカキ氷を注文。

今、流行りのこだわりカキ氷とは程遠い、昔ながらのカキ氷。
フワフワの氷ではなく、クラッシュ・ド・アイスという感じ。
子供の頃なら喜んで食べたのだが、今だとちょっと甘すぎる感が・・・

道の駅を出発し目指すは津市白山町にある「ルーブル彫刻美術館」

もちろん、パリじゃありませんが、本場のルーブル美術館にある作品のレプリカを集めた美術館。

・・・であるからにして・・・

「ミロのビーナス」を見ろ！なんちって！(苦笑)

・・・っていうか、裁判長！何で背後からの写真なんですか？

裁判長！・・・今から「半ケツ」を言い渡します！！ (撃沈)

「ヨイトマケの唄」「かげろうのお銀」・・「サモトラケのニケ」

ナポレオンのデスマスク・・death・・です！

はい、これは何の一部でしょう！あまりに有名ですのでわかりますよね！

「モーゼ」の像はどこから見ても「ミリオンゴッド」を彷彿とさせますね。

・・・って言うか、モーゼ＝神様っていうイメージがあるね！だって海を二つに割っちゃうんだもんね！(神ではないのだが)

なぜか阿修羅像！！！

そして「ローリング・ストーンズ」・・・サティスファクション〜〜♩

・・・じゃなくて、「ロゼッタ・ストーン」

・・・とまあ、世界美術史上超一級の彫刻作品ばかりの展示です！！！(レプリカだけど)

ただ・・男性裸体の大きな彫刻作品が多く下からのアングルは・・・

中々に中々で、女性陣にはムフフかも知れませんよ！

気絶するほど悩ましい！！！

本当に内容盛りだくさんです。

後編に続く！

・・・とここで、ブログの読者に重要なお知らせです。

今回、「虹の泉」から「ルーブル彫刻美術館」までは実はとんでもない道を経由してやっとの思いで「ルーブル彫刻美術館」に到着したのでありました。

途中、ナビが案内した道は国道368号線で仁柿峠(にがきとうげ)越えるルート。

この道はとんでもない山道で、車一台がやっと通る事が出来る道幅しかありません。

しかも一度入ってしまうとUターンできないカイジのギャンブルのような道です。

対向車が前から来たら、バックをするか、ちょっと道の広くなる退避場所までバックしてもらうしかない、難所中の難所。映画「八甲田山、死の彷徨」を真夏なのに思い出しました。

しかもその道が30分位続きます。

絶対にこの国道368号線仁柿峠越えのルートはおすすめできませんのでご注意あれ！

ここで教訓！！「ナビが案内する3桁の数字がついている国道には気をつけろ！」です。

最近、人間も信用ならない人が増えていますが、カーナビも信用してはいけません。自慢じゃないですが、今うちの車についているカーナビもかなりアホで、時々ワケわかんない事言い出します。

まだスマホのナビの方が信用できます。

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大人の遠足 (前編)

超久しぶりの遠出です。

・・・と言っても、海外に行ったり九州や北海道に行ったわけではありません。

三重県内です！(爆)

八月中・・・教室に追われ何処にも出かけておりませんでしたので、昨日は大人5人(教室の生徒さんや知人)で遠足に行ってまいりました。

とにかく夏と言えば「鮎」・・という事で三重県大台町にある「清流茶屋」という所に行きました。

店の名前の如く、清流がテーブルから見下ろせます。

鮎とビールは月と太陽。ワンセットですね！？

みんなご馳走に舌鼓です。

清流茶屋を後にして、次に向かったのは「陶芸空間虹の泉」

以前・・偶然にテレビを見ていたらこの場所を紹介していて、一度は行ってみたいな！と思っていた場所ですが・・・

なんと説明すれば良いのでしょうか？？？

1938年生まれの東健次さんという作家が、1978年から松阪市飯高町の野外スペース(5600平方メートル)に、陶壁や像、モザイク作りの床などで陶芸空間を作ったのであります。

とにかく写真で紹介します。

私は何処にいるでしょう？？？

これ・・全部、一人が作った陶芸作品群です。

岡本太郎じゃないけど・・・なんじゃ？こりゃ〜〜！？です。

う〜〜ん・・・

「雲上の椅子」と名ずけられた作品。ここに座ると会場全体を見渡す事ができます。

沢山のタイルもあり、地元民が作ったと思われるタイルもまた多く張り付けてありました。

いやはや・・・よくぞまあここまで頑張って作ったな〜〜！と感心します。

なんと35年もかけて作ったそうです。すごいの一言です。

(ちなみに作者はすでに亡くなられていて、奥さんが管理、維持されてるみたいです)

・・・と同時に、その長い年月の間どうやって食べていたのか？下世話な話ですが、知りたいと思いました。

この手の話をするといつでも「あなたはいつもそういう事を言うのですね？」と言われるんだけど、陶芸を職業としている身といたしましてはやはり気になってしまうのでありました。

いや・・・むしろ、なぜ気にならない？？？って思ってしまうのだが・・・

たくさんスナップ写真を撮ったのでご紹介します。

※ ちなみにここの見学には500円以上の協力金が必要です。隣にある道の駅にて支払うと入場券をもらう事ができます。

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夏休み最後の日曜日

Facebookをやっていると、ご丁寧にも「何年か前の今日は！？」みたいな感じで数年前の同日の写真が表示されます。(本人にだけだと思いますが)

それで今回表示されたのは四年前の出来事。鈴鹿の農協の施設に「籾殻」をもらいに行った時の写真。

炭化焼成をする時に必要な籾殻をこの時期にまとめて取りにいくんです。

稲刈りのこの時期でないと籾殻は手に入らないからね。

炭化焼成の作品を沢山作っていた頃はものすごく籾殻を消費していて、毎年のように八月の終わりに取りに行ってましたが・・・

実はこの時以来一度ももらいに行っていません。

つまり、まだ四年前の籾殻が在庫としてうちの工房に残っているという事です。

・・・って事は、あまり炭化焼成をやっていないという事ですな！

まあ、今はほとんどが金彩、色絵の作品ばかりですからね。

さて・・・遂にこの夏の最後の窯の焼成が終わりました。

しばらくは窯は休憩に入ります。

「まあまあ、うまく焼けたんじゃないかな？」って思って後ろ側の回ってみると、生徒さんのジェンガの様な作品が見事に崩壊！！！

大きな水指の方に崩れるのを親父作のぐい呑みが見事に捨て身でキャッチ！

グッジョブ！親父のぐい呑み！！(大笑)

今日は夏休み最後の日曜日でした。

・・・と言っても夏休みの無い私には最後も何もないんですが・・・

夏の疲れを癒すため？に・・・どこにも行かず、誰とも会わず・・って言うか・・・

頚椎からくる神経痛も強力な薬のおかげで痛みはひいていますが、その副作用のせいで体の動きも調子もイマイチでしたので、今日一日はゴロゴロと寝てましたね。

ってな事で夏休み最後の日曜日は過ぎて行ったのでありました。

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