たかが1℃、されど1℃

温度計は1221℃を指している。

別に1220℃で火を止めても良いと思うけど・・・

今焼いている作品(釉薬)は1221℃の方が良い気がするんです。

たった1℃なんだけど、1222℃では高い気がする。

今回使っている釉薬と言うのが非常にデリケートでして・・・

表面に細かい凹凸を釉薬で表現しているんだけど、温度が少しでも高いと釉薬が溶けすぎて凹凸にならず・・・

かと言って温度が低いと釉薬が溶け切らずガサガサ感が残ってしまう。

釉薬の掛け具合と温度とのバランスが非常に微妙で・・・

いまだに完璧にはコントロールできていない。

またガス窯と電気窯では同じ温度では焼成しない・・と言うかできないので非常に難しい釉薬。

その代わり、うまく焼成できれば上絵付けの乗りは最高で、特に金色の発色は自分で言うのも何だけど本当に綺麗に発色します。

(金色の発色は釉薬によって天と地ほど変わる)

これだけ神経を使ってもうまくいかない場合もあるので、今となってはうまく焼けていてくれるのを祈るのみなのでありました。

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