真面目な陶芸の話 2

今日で8月も終わる。

って事で夏の間、我が陶芸工房は夏休み子供陶芸教室仕様になっていたのだけど、それを平常体制に戻すために、色々と片付けをしています。

そんな中、出てきた本を読んでいます。

美術手帖 1981

なんだか1981年ってつい最近のような気もするけど、もう40年も前になるんだよね。

そう、40年前の本を読んでいる訳。

流石に40年前というとまだ私は18歳。高校か大学生だったからこの本は親父が買った本なのだろう。

特集は陶芸。

前回のブログでも書いたけど、もうこの雑誌に取り上げられていた有名作家のほとんどが他界されています。

記事の内容もやはり当時の風潮っていうか価値基準で書かれているのは面白い。

それを感慨深く時を忘れて読んでいた訳です。

この雑誌に取り上げられていた有名作家さんの当時の年齢はきっと今の私の年齢よりもずっと若かっただろう。

この時点でかれらはすでに有名で日本の将来を担う「ナウな陶芸家」として紹介されていた訳です。

その点、私はこの歳になってもさして有名にもなれていないし、陶芸で財を成している訳でもなく・・・

そういう点では「あなたは何をやってきたのですか?」と言われれば・・・どうもすみません・・・としか言葉は出てこないんだけど・・・

ま、自分としてはズルをせずに精一杯やってきたので後悔はないのだけど、唯一後悔するとすれば、女房、子供を育てるために一生懸命やりすぎた事なのかも知れないと思っています。

※ 一生懸命やらずして陶芸家で生きている人っているのか?

それ故にこの先の陶芸人生は適当に生きようと思っています。おいおい。

そういう意味でもYouTubeなんかは老後の趣味として、更新できる時に適当に作って更新していくってスタイルを取って行こうと思ってはいるんだけど・・・

実はYouTubeの継続は「適当」ではなかなかやってはいけないんだな!って事も実感している今日この頃なのでした。とほほ

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