よく陶芸番組や陶芸雑誌等を見ていると、穴窯や登り窯にまきを投げ入れて「炎との闘い」というタイトルがついていたりして・・・
正直言うと私は陶芸家でありながら、炎との闘いは避けたい、したくない人なんです。
もっと本音を言うと「焼成」という工程をもぶっ飛ばしたいと思っています。
「陶芸家失格」という小説が書けるんじゃないか?
とにかく自分の意図した通りに作品が焼けてくれないとリンダ困っちゃうワケです。
1200度を超えたあたりの温度になると、ガス窯、電気窯問わず炉内は真っ赤で、別に闘う意思は無くとも炉内はかなりシンドイ状態になっているのは十分感じる事ができます。
私の場合、炎と闘うというより、炎をなだめるという意味合いが強いです。
「炎よ、炎よ、炎さん!そんなに暴れないで落ち着いて!落ち着いて!ゆっくり静かに作品を包み込んでね!」
・・・って感じです。
なぜか写真は焼肉を焼く図!(笑)
まき窯の荒々しい焼成を男性的とすれば、私のスタンスは完全に女性的かな?
もうね〜・・・人生でも陶芸でも闘いたくないんですよ。
みんな楽しく、仲良く、やりましょうよ。
え?そういう意味じゃね〜だろ?って???
いや、そういう意味なんですっ!
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