講評

自分の作った作品のダメ出しを食らうのは気分の良いものではないのは皆同じだと思う。

ダメ出しと言うと聞こえがきつくなるので、アドバイスという風に言ったとしてもそれを聞く本人がダメ出しに聞こえればそれはもう立派なダメ出しになるだろうね。

本日は審査員代表として某市美術展・・・

いや、何も隠す事はないだろうけど亀山市美術展の作品講評を命ぜられて本日、出品者さんの前で作品講評をやって来ました。

それぞれの作品についての説明なのですが、良い点をまずは述べさせて頂き、その後に「もっとこうしたら作品が良くなるのでは?」と言うアドバイスをさせて頂きました。

当然ながら素直に聞ける人もそうでない人もおられたのではないかな?と勝手に思ってます。

なぜならもし私が逆の立場なら素直に聞けるか?と言えば逆に「審査員わかってね〜な〜」みたいにすねてしまうかも知れないのでね。

そもそも作品の評価は自分自身が下す時が来ます。

他人様にあそこが悪い、ここが悪い・・・と言われても自分が納得しなければ一言も耳には入らないだろう。

他人ではなく、自分が「やはりここはダメだ」と気が付かなければ・・・

でも自分の欠点は自分では本当に見つけづらいものなんです。

私は朝から「講評は上から目線な状態ではやらない」と心に誓っていたんだけど・・・

よくよく考えてみれば審査員という立場で講評をするワケだから大なり小なり上から目線にならざるをえず・・・

別に偉そうにするつもりは全くありません。・・・ただ、プロとして長くやってきた経験から、思った事を忖度なしにアドバイスとして言わせて頂きました。

それでも耳障りが悪かった方もお見えだったかも知れませんが・・・

是非ともまた来年に審査員が腰を抜かすような作品に思いを形に変えて是非とも挑戦して頂きたいと心より思っております。

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