金彩色絵茶碗
毎回、作品が焼きあがってくるたびに、次はこうしよう、ああしよう・・・と思うんだけど・・・
見返りなんて何も期待はしてないけど・・・
自分の中のカタルシスを感じる事が少しでも出来れば、なんらかの達成感を得る事ができるし、こう言うお金では買えない感覚を得る事を人間は一番美味しく感じるのではないかと思う・・・今日この頃。
私は今でも陶芸の世界の事がよくわからないし、陶芸作品の名品、名作と呼ばれている作品への鑑賞眼、理解力が不足しているような気がします。
でも・・言える事は・・名品、名作にすり寄っていくのではなく、間違いなくそこからは遠くへ、遠くへ行かねばならないと言う気持ちを持って自分と向き合い、愚直に制作する姿勢だけは絶対に崩してはいけない。
これだけは・・・30年以上、陶芸をやってきてたったひとつだけど絶対の自信を持って言える事です。
・・にもかかわらず、名品に寄り添うように、お伺いをたてるように近づいて行き、より近づく事を美徳とする作り手達が多い陶芸界だからこそ、今でも馴染めなく疎外感が私の中にあるのかも知れません。
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