新作のお皿とご飯茶碗を作りました。
プラチナ彩のお皿。
金彩と赤と黒のご飯茶碗
当然ながら好き嫌いはあるでしょうけど、「他に無い」という事は本当に大事だと思います。
作品の持つ一貫した意思や存在意味はそういう事でなければならない。
作家のアイデンティティーとオリジナリティー。
上手い下手、使いやすい使いづらい、売れる売れないは二の次、三の次。
食器は使いやすさが一番、シンプルが一番・・・などと言ってる作家はどこかに逃げ場所、退避場所を探してでもいるように見えてしまうのは私だけ?
「使いやすさ」、「シンプル」って言っておけばほとんどの人が許してくれる。頷いてくれる。「怒られない」「誹謗中傷も少ない」ウケも良い??
でもそれだったら紙コップや紙皿で良いんじゃない?
車は乗れればOK、腕時計は時間が分かれば何でも良いと言ってる人と同義語で・・・本当に面白くないのよ。
それをわかった上で、使いやすさの面とシンプルな面を持ち合わせた作品は最強なんだろうね。
でもその域に達するのは至難の業。
山の頂上に登った事がない人が、他人の登頂者の有難い経験談を自力で登った人の如く、シンプルisベストだの、使いやすさが一番てな感じで・・・若い陶芸家に言われると、なんだかおじさん複雑な気分になってしまう今日この頃なのでありました。
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