水戸黄門考

「人生楽ありゃ〜苦もあるさぁ〜〜〜♩」

ずっと小さい頃から水戸黄門を見るたびに、やはり一番見たいシーンは「ひかえおろ〜!」って印籠を出して、悪代官が「はははぁ〜〜!」と言って土下座するシーン。

単純明快な勧善懲悪ストーリーは誰が見ても後味が良いもので、「良かった、良かった、黄門様の世直し旅」ってな事になるんだけどね。

でも、今一度この水戸黄門という物語って一体何が言いたいのだろう?って冷静に考えた時・・・

「権力を持った爺さんが、自らの暇を潰すためにボディーガードを雇いあちこちの宿場を転々とし、色々な事に顔を突っ込み、最終的には自らの権力によって事の次第をねじ伏せさせる事によるカタルシス。」

世の中を良くするために、公安警察の役目をかって旅しているわけでも、悪代官と悪徳商人との共謀罪を突き止めるわけでもない。

つまりは・・黄門様の暇つぶしなのよ。

その暇つぶしが世のため、人のためになっちゃってるもんだから、もうどうにも止まらない。

水戸に帰っても、またすぐに旅支度にリンダ困っちゃう〜。

キャシャーンがやらねば誰がやる!?私がやらねば誰がやる!?

この印籠を使って遊びたい!

給料なんていらないよ!あの印籠を出した時の「どうだぁ〜感が忘れられないのよ!」

だけど・・・それには悪人が必要不可欠って知ってた?

悪代官や越後屋あっての水戸黄門。

影の主役は「お前も悪よの〜!ウオッホホホ〜!」の悪代官なのよ。

政治は腐敗してなければならず、庶民は苦しめられていなければならないのよ。

人生楽ありゃ〜苦もあるさ・・・

ではなく、苦があるから楽がより感じられるような気も・・・

う〜ん・・・何を言ってるのかまったくワケわかんなくなるブログでした。

つまらぬ事書いてないで、ちゃんと陶芸の事を書きなさいって!?

ごもっとも!ごもっとも!

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