陶芸家 熊本栄司の世界
はい、今回は「銅版転写鉢」の作り方です。
銅版とはシールみたいな物で好きな形にカットして模様を作り出します。
今回は下絵付けですので模様の上から透明釉薬をかけて焼成します。
一見、染付の様に見えますね。
っていうか、呉須での彩色を筆でやるかシールでやるかの違いだけですからある意味では染付なんですがね。
Stay Homeなこの時期・・・暇つぶしにでも見て下さい。
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Stay Home
・・・ってなワケで、昨日も外には出ていませんでした。
私の場合・・・
家の隣に工房がありますから厳密に言うと同じ敷地内の工房への移動はしましたが数メートル。
天気も良く散歩にでも行きたいんだけど、朝工房に入って気がつくと夕方になってます。
コロナの影響で教室も連休明けまで閉鎖。
イベントも中止な状況下で売り出したアマビエ作品。
嬉しい事に早速ご注文を頂いた分を速攻で作っていると一日が終わっていくのでした。
巷ではゴールデンウィークに突入？な感じですが・・・
私の場合、今日が何日で何曜日なのかまったくわからなくなってます。
どちらにせよ・・・
今年のGWは「Stay Home」って事でみんながみんなじっとしていなければいけません。
ああ・・・どこかパ〜っと遠くに遊びに行きたいな〜。とほほ
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いやいやいやいや・・・
ほんと、この時期・・・世の陶芸家さんは何をしているのでしょうか？
私は何処にも外出せず「Stay Home」な状態でして色々とやりながら・・・
毎日を過ごしているわけでございます。
陶芸教室の方も22日から・・・正確に言うと20日から完全に閉鎖、休業です。
ゴールデンウィーク明けまで休業しますので生徒さんとも会えませんし、陶芸体験等もできません。
せっかくゴールデンウィークのお出かけスポットとして旅行雑誌に掲載して頂いていたんだけど・・
この状態では無駄におわります。 とほほです。
そこでアマビエ制作、販売を始めました。
お陰様で思っていた以上にご注文を頂きまして、さっそく制作にとりかかっていたのでありました。
制作過程はぜひYouTubeの方でご覧ください。
ご注文頂いた皆様、本当にありがとうございます。
超特急で制作(でも丁寧に)しますので、今しばらくお待ち下さいね。
しかし・・・本当に大変な世の中になってしまいました。
※まだまだアマビエの置物、ブローチのご予約受付中です。
↓のリンクからどうぞ。
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先日から制作していました妖怪・アマビエが完成致しました。
ついでと言っては何ですが、制作過程をYouTubeの動画にしました。
よろしければ是非ともご視聴下さい。
また、同時にアマビエのブローチも制作しました。
立体アマビエもブローチもご購入可能です。
↓のオンラインショップからご予約下さい。
全て受注生産です。ご注文頂いてから納品まで約2週間ほどかかります。
よろしくお願いします。
YouTube動画は↓
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以前のブログで「アマビエ」作ってますよ〜！
・・・って書いてから・・・急いで完成まで行ったんだけど・・・
色々と思うところあり・・・デザインからやり直しました。
大昔のアマビエの絵(原画)があまりにひどい絵なので・・・
もっと可愛くしなければって事でイラストを描いて・・・
具現化して釉薬をかけるところまで行きました。
焼きあがったら上絵付けにて彩色です。
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今回の状況下、世の陶芸家の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか？
陶芸家に限らず、皆さん本当に大変な時期だと思いますが・・・
ここに来て人は大きく２つのタイプに分かれると思いました。
この状況下でも「収入を得続ける事ができる人」と「収入がピタリと無くなってしまう人」
「Stay Home 」の言葉も立場によって全然重みが違うと思いました。
それと・・・
やはり世の中って言うのは平和で豊かである事が本当に大事だって事を今更ながら感じます。
陶芸家の作る作品は必需品と言うよりは、日々の生活に彩りを与えたり、アートや美を生活の中に入れてもらい、心や精神の潤滑剤としての存在意義が大きい。
しかし、それは生活基盤が安定した上においての話であって、生活がギリギリで将来に不安がある人が陶芸作品を積極的に購入するとは考えにくい。
百貨店や陶器市に出かけて行って作品を購入して頂ける人というのは、やはり生活基盤が安定していてしかも積極的に自分の人生において陶芸品が生活に彩りを与えてくれると考えている人達のみであります。
まあ、それを言い出したら最低限の衣食住以外の事はほとんどがそのカテゴリーに属してしまうんだけど、やはりそれは安定した生活の上に全て成り立っているんだなとこの時期つくづく思いました。
こんなご時世になって人々は距離を保とうと呼びかけていますが、なんだか違う意味で色々なディスタンスを感じる事なった今日この頃なのでした。
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・・・っと言う訳で・・・
さっそく、新作動画を早速YouTubeにアップします。
今回は「緑葉皿」Leaves Platter です。
まあ、皿と言うよりは鉢に近いかも知れませんが、皿っぽく盛り付けたいという事で鉢ではなく皿にしました。
葉っぱの型を利用して作る作品です。
葉っぱでなくても色々と応用がきく技法だと思います。
よろしければご視聴ください。
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はじめはまったく乗る気でなかったYouTube。
それでも北海道の陶芸家・橋本忍さんの影響もあり、とにかく動画配信を始めようと決心したのが2019年の5月頃。
「動画の撮影の仕方」も「編集の仕方」も「アップロードの仕方」も全くわからなかったんだけど、自力で何とか一本目の動画をアップしたのが2019年6月17日。
一本目の動画をアップするのに勉強期間を含め1ヶ月以上かかってしまいました。
動画をアップはしたものの「チャンネル登録」をしてくれるたのは知人のみ。
100人に到達するまでは本当に長かったです。
いわゆるユーチューバーというのはYouTubeでお金を稼いでいる人で、すごい人だとそれだけの収入で生活している人もいます。
後から知ったのですがYouTubeでお金を稼ぐには条件があり、それをクリアしないといけないという事でした。
その条件とは「チャンネル登録者数が1000人以上」「動画の総再生時間が4000時間」
この数字の意味する事はよくわかりませんが、100人の登録者を獲得するのが大変なのに1000人なんて夢のまた夢・・・だと思っていたんだけど、おかげさまでで動画数がたったの17本くらいで1000人を達成する事ができました。
しかし、動画数が少なく・・・しかも一本の動画が短い(平均7分くらい)なので1000人に達成しても総再生時間が4000時間には全然足りませんでした。
それ故に4000時間を達成するまでにそれからもかなり時間がかかってしまいました。
それでも何とか4000時間に到達しました。
(普通は登録者数が1000人の場合にはとっくに4000時間の壁はクリアしてるみたいなのだが私の場合は登録者が先行してしまった)
それからYouTube側が私の動画に広告を載せても良いか？悪いか？の審査をします。それを収益化審査というらしい。
その審査に17日かかりましたが、本日無事に審査にパスしまして今日から私の動画に広告が挿入され、晴れて「収益化」をスタートする事ができました。
YouTubeを始めてからぴったり10ヶ月です。
・・・と言っても、どれくらいのお金をYouTubeで稼げるか？
まあ「コーヒー代」が稼げれば良しではないかと思っています。
でもコーヒー代でも何もないよりはYouTube動画作成へのモチベーションは全く違いますから、次はチャンネル登録者数1万人を目指して頑張りたいと思っています。
今後も動画をアップしていきますので、よろしければ見て下さい。
ちなみに今日現在の動画本数は19本。
チャンネル登録者数は1451人。
再生者は日本が約40%、海外が60%です。
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昔、昔・・・
海の中から光る姿で現れ、豊作や疫病などの予言をするという半人半魚の妖怪。
もし疫病が流行したらアマビエを描いた絵を人々に広めよ！と言って海に帰っていったとされる事から、コロナウイルス大流行の今、この妖怪にスポットが当たっているって訳。
しかし、アマビエの絵というのが上の絵(写真)しか伝わっていない。
って事で、私なりにアマビエを粘土で作ってみました。笑
それこそ、一刻も早く元の生活に戻れますよう！
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こういう状況下・・・
「腹をくくる」っていう言葉がピッタリのような気がします。
日本中全てが我慢の時期のような気がします。
さて・・・
この時期・・・実はYouTubeの動画を撮り溜めしている最中でして・・・
昨日パンダ小鉢の動画をアップしましたが、実はそれ以外にも4本の動画をすでに制作し終わりました。
え？たった四本？って思われるかもしれませんが、粘土から完成までの動画を4本撮るのはかなりシンドイです。
今日も焼き上がってきた作品に料理を盛り付けてサムネール用の撮影してました。
実はこういう作業って楽しいです。
時間と手間はかかりますが、色々な陶芸の表現を「熊本栄司」の枠に縛られず、なんでもやっていきます。
ですからすごく楽です。
YouTubeにあげている作品に個性やオリジナリティーは無くて良いのです。
販売もしなくて良いのです。
もう、無法地帯です。(笑)
日頃からやらない、粉引やら染付、象嵌や練り込み、イッチンや三彩、ラスター彩、はたまた私があまり好きでない「しのぎ」や「三島手」とかもやっていこうと思っています。
実は全て私は経験済み。
若い頃は何でも挑戦してみたくてあらゆる技法に無謀にもチャレンジしてました。
そんな経験もようやくいかせる時がやってまいりました。
今は亡き練り込みの室伏先生が「こんなにレベルの高い作品を作らせる陶芸教室を他に見た事がない」とおっしゃってくれた言葉にかなり勇気と自信をいただけました。
また、かなりの数の公募展に挑戦してきた経験も今から思えば、無駄にはなっていません。
多くの作品とのガチンコバトルは時代やタイミング、運もありますが、それでも毎回入選や入賞する人達はまぐれではなく、真の実力を持っている人達だという事を、嫌というほど味わった経験があります。
公募展というものに対して、いささか「？」と思う今日この頃ではありますが、それでも公募展に入賞、入選するのは大変な事だと今でも思ってますよ。
ま、そんなこんなで・・・この先、不安しかありませんが、それでも楽しく毎日を過ごしていきたいと思っているのでありました。
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こんな時ですが・・・
いや、こんな時だからこそ・・・
YouTube動画アップしました。
今回は「パンダ小鉢」の作り方です。
めちゃ簡単。
よろしければご視聴ください。
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この状況下の中、作品をご購入にお越しいただけるお客様が昨日お見えになり・・・
本当に嬉しいです。ありがとうございました。
マスクをし、距離を保ちながらの接客でした。
本当に早くこの状況が収束して欲しいと誰もが思っているでしょう。
陶芸家が今の状況でできる事・・・
作品を作る・・・・新作や在庫の補充。幸いにも陶器は腐らない。
掃除・・・道具や機械のメンテナンス。粘土や釉薬の処理。日頃やらない場所の整理整頓。
広報・・・YouTube、ブログ、ツイッター、インスタ等の内容充実
再考・・・現状、将来の事を見つめ直す。
・・・っとまあ、こんな感じでしょうか？
あえて何もせず、散りゆく桜を見ながらぼ〜っとするのも良いかも知れません。
ウイルスの感染が一番怖い事なのですが・・・・
「恐怖」「不安」「絶望」と言った負のエネルギーが人々の中に感染していくのも怖いです。
昨日もまたYouTube用の動画撮影してました。(銅版による下絵転写技法)
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