一つの時代が終わった (後)

総中流社会、終身雇用、右肩上がりの給料。

もう、夢幻の世界です。

中流社会は格差社会になり、終身雇用は正社員でもむずかしく、給料は横ばいか下降気味。

そんな社会に暮らす大多数の人にはもう百貨店に対して過度の期待や夢は無くなっていったのでしょうか?

探したいモノはほとんどインターネットの中にあり、同じ品でも直売の場合百貨店よりうんと安かったり。

陶芸家もまた目指す方向性が随分と変わったような気がします。

百貨店の美術画廊で販売するような高価な壺や大皿、茶碗を作る時代ではなくなり、クラフト市や陶器祭り、マルシェ、など気軽にそしてお手頃な作品、一般ウケする食器等をみんながみんな同じような作品を作る傾向になっていると私は強く感じてます。

また、ドームや陶器祭りで人気の作家?職人?クラフトマン?の作品は次の年には完全にコピーされて、似たような星のデザインや水玉模様の作品のオンパレード状態を目の当りにして陶芸界の疲弊をヒシヒシと感じてしまいました。

また、ネットを使った情報発信、イメージ作りも必須科目になっています。

さて・・・このようなブログを書いている私ですが・・・この先どうしていくのでしょうか?

ずっと先が見えずに突き進んでまいりましたが、まだまだこれからも先が見えない道なき道を歩いて行くのです。

一つの時代が終わり、そしてまた次の時代へと。

変化し続け時代に対応していく者だけが生き残っていくのでしょうね。

・・・とは言え、私の場合はすでに子育ては終え、家や教室のローンも終え、時代に対応するぞという気概もあまりないんですけどね。

あ〜・・・たっぷりと年金をもらい、豊かな老後を送りたい!!!・・・国民年金だけの私にそれは絶望という名の希望。

・・・・・・・・・・・・・・

陶芸ランキングに参加しています!
下のボタンをクリックすると順位が変動いたします! よろしければクリックしていただけると嬉しいです!


陶芸 ブログランキングへ