地場産業・萬古焼

この仕事(陶芸家)をやっていると、小学校や中学校の社会科見学の対象となる事が結構あって、しかも地元の焼き物である萬古焼(ばんこやき)の研究と言う事で取材される事が多いです。

特に夏休みの宿題とかにね。

それでこの度、「三泗小中学校社会科作品展」に選ばれた作品の中に萬古焼を対象にしてあり、その中に我が光風窯陶芸倶楽部の事を書いてくれているのがあって、びっくりしちゃいましたので、ちょっとここで紹介したいと思います。

ちょっと照れちゃいますが、嬉しいです。

・・・って言うか、このブログの読者のみなさん、そもそも萬古焼って知ってた?

詳しい話はここでは割愛するけど、ぶっちゃけ言うと現在は四日市で焼かれている焼き物の事を指します。

土鍋だろうが、急須だろうが、金色の器だろうが萬古焼って言うのです。

だから何が萬古焼って言うのは一言では本当に難しく、説明するにも少々時間がかかるのですが、四日市一帯に窯業地があって地場産業として存在しているという事は事実で、今はその窯業地、そしてそこで生産されているすべての焼き物を萬古焼って呼ぶのです。

ですから萬古焼の種類は多種にわたっています。

よって一見萬古焼に見えない私の作品も、あえて何焼ですか?と尋ねられれば、「萬古焼」って事になるのです。たとえ信楽の土を使っていてもね。

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