先日、図書館で借りてきた本の中の一冊。
「職業としての小説家」村上春樹著
約2年ほど前に出版された本で、その時に買おうかなと思ったけど・・・・
「ま、いいか!?」って結局買わなかった本を今、図書館で借りてきてタダで読めてる。うんうん。
もちろん、この本は小説ではなく著者のバイオグラフィーを書いた本。
今ではノーベル文学賞の候補に毎年挙げられる村上春樹。
世の中には村上春樹の熱狂的なファンがいて「ハルキスト」と呼ばれたりしているんだけど、ハルキストのみならず、一般の人も村上春樹の出す本、出す本を買い求め、結果的にベストセラーに。
確かに、彼の書く小説は独特の世界観があると思います。
特に色々な描写が実に細かく、いや・・・細かいというより彼独特の文学的な表現方法での言い回しで、(時にくどいと思う時もあるくらいだが) それがまた村上春樹の世界観を醸し出しています。
キライって言う人もいるけど、それはそれ。
・・・で今回は、日頃見せない村上春樹の素顔や考え方を垣間見る事ができてとても面白い本だと思いましたね。
小説家で食べて行くという事・・・やはり村上春樹と言えども苦労はあったんだね〜。
小説なんてペンと紙があればだれでも書けると言っていますが・・・
「材料そのものの質はそれほど大事じゃない。なによりそこになくてはならないのはマジックなのです。」
簡単で平易な言葉しか使わなくてもそこに「マジック」をかけるのが大事。
なるほどね。陶芸でもそうなんだけど・・・
所詮陶芸の材料って土なんだよね。
極端な話をいうと人間国宝が使う材料も初心者が使うのも・・「土」
もし、同じ土で製作する場合、いかにその土に自分なりの魔法をかけるかが問題。
それは生徒を見ていても、夏休み子供教室のちびっ子達を見ていても同じ土なのに出来上がってくる作品は全然違う。
できれば素敵で個性的な魔法を私は土にかけてあげたい。
夏休み子供陶芸教室やってます。12日まで。
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