「酉」制作工程 2

さて・・昨日の続きです。

今夜は某集まりに出席するため、早めのブログ書いてます!(褒めてください)

今回はひも作りではなく、土のかたまりをトランスフォームしているワケです。使っている土が150グラムと超軽いので、そのまま焼いても何の問題も無いとは思いますが、やはり爆発が怖いために中をくりぬきます。
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土の抵抗を極力減らすために、今回の「かきべら」(土を削ぐ道具)はヤスリで細く削ってあります。
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くり抜いて出た粘土を使い、底の部分を作ります。
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指できれいにします。
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棒を使い空気穴を開けます。この穴が無いと焼成時に爆発してしまいます。

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次は鶏冠(とさか)の部分のシルエットにカットします。

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使用する道具はナイフではなく針です。しかもこれまたヤスリで削り極力細い針にしてカットの際の土の抵抗を減らします。そうしないとうまくカットできません。

基本的に市販されている道具ってそのままでは使えないモノばかりで、買ってきてからヤスリや砥石でみがいたりしなければとても使いものにはなりません。

特に「かきべら」の場合、刃の位置が表と裏が反対(私の場合)で・・・メーカーさんは実際に自分で道具を使った事がないんじゃないか?って疑ってしまいます。まあいい。

次は羽の部分のカッティングに移ります。

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切り口と角度を若干調整します。

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鋭角にカッティングした部分は亀裂が生じやすいので、串を使ってしっかりその部分を〆ておきます。

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全体のバランスを見ながら、まだまだ装飾は続きます。

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次は目の周りを極小かきべらでそぎ取ります。

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羽との境界もそぎ取り、赤い部分を残し、立体感を出します。

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大まかに荒削りな状態で出来上がってきましたが・・・

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まだまだ、半乾燥してからもっときれいに仕上げていき、白化粧をし、釉薬、焼成、上絵付けを二回・・という感じで、この時点でまだ作業の半分にも達していない感じですね。

・・・っていうか・・・今回のブログは書くの疲れた。
陶芸雑誌で言うと、一回の特集分くらいあるかも??とほほ

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