先生と呼ばれる程の・・・

先生と呼ばれる程の馬鹿でなし・・・と昔から良く言われますね。

ま、端的に言うと先生と呼ばれて良い気になっている人を揶揄する言葉ですね。

陶芸家を長くやっていると私の事を「先生」と呼んでくれる?人が多いです。

陶芸教室では陶芸を教えているのだからもちろん「先生」で全く問題ないと思うんだけど・・

それ以外の場所でも「先生」と呼ばれる事が多いです。

取引先の植木鉢屋さんでも私の事を「先生」と呼びますし、公の行事や会合の時にも先生と言われますし・・・何よりいつも一緒に旅行や遠足に行く友人夫婦でさえ、私の事を「先生」と呼びます。

お分かりのように、この場合「先生」という呼称は尊敬の念からきているのでは無く、「あだ名」として使用されているだけなんです。

私は教員免許も持っていませんしね。

YMOの坂本龍一さんの事を「教授」と呼ぶのと似てる感覚だと思います。

しかし正直、もう「先生」と呼ばれる事に慣れきってしまって、それが良いのか悪いのかは分かりませんが今では何とも思わないです。

陶芸家になって初めて画廊で個展をした時に「先生」と呼ばれた時は流石にビックリしたのを覚えています。

「私は先生と呼ばれる程の人物ではないので普通に名前で呼んで下さい」と言った所、画廊では作家の事を先生と呼ぶ事になっていますので・・・と言うお返事を頂いたのをつい昨日の事のように覚えています。

つまり偉い作家さんも駆け出しの若手作家も、もう何でも先生って呼んでおけ!って話です。

政治家の事を先生と呼ぶのも同じ原理です。

かく言う「先生」である私ですが、英会話教室に行けば「生徒」です。

私よりもずっと若い女の人が私の先生です。中国語だと「老師」というのが笑えますがね。

ですから私は週に6日は先生で1日は生徒という事になりますね。

私は「先生」と呼ばれて決して偉そうにしているつもりも自覚もありませんが・・・

側から見ると「先生」と呼ばれてあいつ良い気になってる!って思われているのかな??

う〜ん・・・どうなんでしょう???

全く関係ないのですが教室にカレンダーがはってあるのですが、いつも明治安田生命の方が写真カレンダーを毎年作ってくれるので、今回はオーストラリア旅行の写真にしました。

皆さん同級生ですから62歳なのですが、教室の生徒さんは「みんな若いですね〜!」っと言ってくれるので「良し」としましょう!大笑

この先、元気に生きる事を第一目標にしなければいけない年齢になってしまいました。

先生も人間です。歳をとります。  とほほ

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