昨日は三重県津市美術展の審査員として津市久居アルスプラザに行ってまいりました。
正直、審査員の仕事ってマジでシンドイです。
しかも公開審査なので審査の様子を出品者に監視?されながらはまるで後ろから刃物をちらつかされている気分です。
出品者一人一人は一生懸命に作って出品してくるワケですから審査の行方はもちろん気になります。
ただ、問題なのは一生懸命さと作品のレベルは比例しないと言う事です。
長時間かけたから、手間をかけたからと言っても駄作はどこまで行っても駄作だし、5分しかかかっていない作品であっても秀作は秀作です。
それとやはり一番のポイントは・・・
自分の作品のどこが悪いのか(欠点)が出品者自身がわからないと言う事です。
そういう点では自分の作品を評価してくれる先生なり指導者がいてくれると随分違います。
修正箇所がわかっているのなら当然ながら修正すれば良い事なんだけど・・・
一番の問題点はその修正箇所がどこなのかが全くわからない人の多い事。
これは経験をたくさん積まなければわからない事なのかも知れませんが・・・・
作品の評価は最終的には他人が判断するのでなく、自分自身で判断する時がきます。
ただそれは自分の作品を主観的ではなく一度、客観的、俯瞰的に見てみる事です。
そして超厳しい目で自分の作品のあら探しをしてみる事です。
自分が審査員になったらどう見るか?
どう評価するか?
他人との作品と比べて迫力があるか?などなど。
こんなに努力したのに・・・というのはまったく通用しない世界です。
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