自分の基準

今日は全国的に気温が上がらず寒い一日となりましたね。

ネコはこたつで丸くなる・・・じゃないですが、もうね〜〜、こんな寒い日に仕事なんてしなくて良いのです。

お正月みたいにこたつに入って、テレビ見ながら一杯やってても、私はお勤め人ではありませんので何ら問題はありません。

・・・と書いておきながら、こたつに入って丸くなっていないのもこれまた自営業の悲しい性なんですね〜。

今年になって新作の茶碗を作ろうと思い、今回は金・銀・黒の三色を使い・・

シックに大人っぽく、アダルトに・・・???

ってな事で薄墨を使いまずは下書き。

この薄墨で塗った部分が後で金色になるワケです。

始めに金を塗り、次に銀色・・・と言っても発色にこだわるためプラチナを塗り、最後に黒をバランスを見ながら書いていく。

・・・と、最終的にはこんな感じになっていきます。

いつものように赤とか緑、ピンクや紫などは使っていませんが、それでも派手な感じですね。

服でも器でもモノトーンや無彩色でまとめれば、そこそこ渋くなりますし、なにはともあれ「無難」です。

万人にウケるし、器の場合どんな料理を乗せてもそこそこマッチします。

それに引き換え、派手な器や模様や絵を書き込んでいる器は・・・

とても手間がかかり、金、銀、紫、ピンクなど含金絵の具は値段が高く、上絵付けなどで何回も焼成しなければならず・・・

何よりも・・・それだけ手間と金をつぎ込んでいる割には、残念ながらその器の需要度、もしくは理解度は低いんだよね〜〜。

やはり、一般の人は渋い器の方を好まれるんです。

なのに、何で派手な器を作ってるんだろう?

アホですね〜・・・って毎回思いますけどね。

でもね〜〜・・・自分の基準っていうのがあって、それを曲げる事はできないんだな〜・・これが。

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