火曜日に名古屋散歩に出かけた際・・・
色々と変なグッズも買ってしまったものの、とても良い本も購入する事ができました。
「幸福論」アラン著
ちなみにアランとはアラン・ドロンでもアラン・リックマンでもありません。
本名、エミール=オーギュスト・シャルティエ 1868〜1951 哲学者
アランはペンネームらしい。
約600ページにも及ぶ分厚い本なんだけど、全然難しくなくサラサラと読めるし、何より内容が面白い。
以前のブログでアランの言葉・・・・
「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」
という言葉を紹介したと思うけど、それ以外にも本当に生きていく上で心が楽になる言葉や論説が書かれていて実に良い本だと思いました。
非常に論理的で、スタートレックに出てくる、バルカン人のスポック的な展開。
「長寿と繁栄を!」
もっと若い頃にこの本に巡り合っていたら、後々の人生への座右の書になったに違いない!と思う反面・・・
このアランの幸福論は54歳の今だからこそ、面白く読めているんじゃないか?とも思うんだよね。
若い頃に「笑うから幸せなのだ」・・・なんて言われても、「何言ってんだ?このおっさんは???」って感じだったかも。
そして、この分厚い本を読んで一言で幸福とは何か?を語るとすれば・・・
自分が幸福と思えばどんな状況下でも幸福であり、どんなに物質的豊かさがあっても自分が幸福だと思わない限り幸福にはなれない・・・って・・・
散々今まで言われ続けてきた事なんだけど、この本は幸福と思えるようにするにはどうすれば簡単にそういう思考に持っていけるか?を書いてあるワケね。
それが面白いワケよ。
まあ、別に私は出版社の回し者でも何でもないけど、興味のある方は読んでみてちょんまげ!
お値段・・・1800円と税金也。
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